2015/04/03
統計によると、近年のデフレ化によって年金負担率に著しい差が生じ、このままの状況が続けば30歳以下の年金加入者はすべからく年金の払い損となってしまいます。
このような状況を是正する措置として『マクロ経済スライド』が今年から適応されることとなりました。年金の上げ幅を減らすことにより、これまで多く払われてきた年金のバランスを保ち、公平な負担率に収めることが目的とされています。
検証によれば、2043年ごろには年金負担率が改善されるとされていますが、問題なのはマクロ経済スライドを導入することで加速するだろう物価の上昇です。
2017年4月より消費税が10%に上がり、状況の悪化を懸念する声もあります。つまり『年金は下がるし消費税も上がるのに、給料は増えない』時代が見えかけているのです。
このような状況でも保険料を払う必要があり、家計を圧迫してしまいます。一方、生命保険や自動車保険では、被保険者の状況に応じて保険料が割り引かれるサービスも始まっています。
健康であればあるほど安くなる。そんな新しい時代の保険がある今だからこそ、保険を見直すチャンスなのです。